東戸塚ゆ〜かり整骨院症例ブログ「ひじ・ひざの痛み」
2019.03.26
ジョギングによる膝の痛み
「膝の水」は悪いもの!?
背骨や骨盤の歪みであることは少なくありません。
水(関節液)は、潤滑油の役割があると同時に、軟骨に栄養(コラーゲン・ムコ多糖類など)の補給しており、水(関節液)は必要なものです。
しかし、年を重ねるにつれて、長年にわたって体重を支えてきた膝の軟骨が次第にすりっ減って薄くなったり、激しいスポーツ運動などにより軟骨がすり減り、表面が凸凹になったりすると関節の動きが悪くなり、炎症をおこすと腫れたり痛くなったり、水がたまったりします。
健康な関節でも水(関節液)は分泌されていますが、関節が炎症を起こすと、その炎症を抑えようとたくさん水分が分泌されて、余った水が関節の中にたまってしまいます。
1.膝の痛みの症例
◯ジョギングを始めたがすぐに膝の痛みを感じた50代の女性。
運動不足と体重増加が気になりダイエットと運動不足解消の為にジョギングを始めたある日、走り終えの玄関で靴を脱ぐためにを曲げようとすると圧迫感があり曲げられず、触ると熱感があったので、湿布をし2,3日様子をみたが痛みが引かず来院されました。
初診時、膝の関節は腫れ上がりパンパンでした。お皿(膝蓋骨)を押すと、『ゼリーを触れるような波動』を感じ、膝に水が溜まっていました。
「早くランニングを再開したい」とのことでしたので、まず、関節の炎症を引かせる為に矯正をおすすめしました。東戸塚ゆ〜かり整骨院では温めて湿布をして終わりではないのです
この方も「えぇ!?膝を矯正??」そうなんです膝関節を矯正するんです。
◯膝の痛みの施術経過
炎症の原因は「使いすぎ」ではなく、関節運動や荷重時の骨と骨の位置がズレている場合が多く、関節の噛み合わせを整える(軸を合わせる)ことで、痛みや炎症が改善されます。
矯正後は、余分な関節液が吸収され腫れが引くのが早まるんです!!不思議ですねぇ~。
1日目の治療で腫れが二分の一になり包帯固定して本日の施術は終了です。
歩行時の痛みが軽減され「足が上がりやすくなった」とのことで帰宅されました。
2回目以降の治療では引き続き炎症を抑えるために関節の治療を行いながら膝関節の可動範囲を広げる施術で進行方向に膝が向くように筋肉の治療を行いました。
正しい膝関節の動かした方や筋肉のバランスを整えることによって、早期回復していただくのが目的です。
12回目の治療では階段を降りる際に片足に体重が支えられるようにもなり、痛みは無くなりました。
立ち仕事でも問題なく、ランニング時のフォームや体重の落とし方のコツをこっそり指導し、約4週間の施術でランニングを再開できるまで回復しました。
2.たまった水が自然に吸収される膝の矯正
炎症を起こした関節の「水」は濁っていて、潤滑油の役目をはたさず、栄養分も少ないためますます軟骨の変性や老化が進んでいきます。
対処療法として、たまった水を抜く治療があります。この治療は、溜まった水を抜くことで痛みを和らげる効果がありますが炎症が治らなければ、また水がたまります。
その為によく言われる「水を抜くと癖になる」という誤解が生まれたようです。
東戸塚ゆ〜かり整骨院では、炎症を起こした関節の余分な関節液が自然に吸収され腫れが引くように矯正をします。
状態にもよりますが、今回は炎症が落ち着くのに2週間を要し、そこから関節にたまった水が再び身体に吸収され、正常な潤滑油に戻るのに2週間かかりました。
年齢に関係なく膝関節に炎症は起こります。
体重を減少することも膝の負担を減らす助けにつながります。
ダイエットもリバウンドしない方法を選ぶと良いでしょうね!
そんな方法あるの??
あるんですよ!気になる方は、スタッフのお尋ねください!