東戸塚ゆ〜かり整骨院症例ブログ「からだのパフォーマンスアップ」
2019.03.27
扁桃体に届く経絡(ツボ)を刺激して「脳疲労」を改善
眠れない、疲れが取れないなどの「脳疲労」状態には「タッピング」
東戸塚ゆ〜かり整骨院には「タッピング」という施術があります。
施術者が扁桃体に届く経絡(ツボ)を指先でトントンと一定の速度で、デコルテから上を刺激していく施術。
その軽快なリズムの刺激がセロトニン神経を活性化させて大脳皮質全体に「アルファ2」と呼ばれる脳波の状態を作り出し、爽やかですっきりした感覚を生み出します。
その状態がリラックスして、幸せな気分をもたらす神経物質のセロトニンの分泌量している状態なのです
セロトニンは、気分や感情の高ぶりを抑え、衝動的な行動を抑制する効果があるので、ストレスやイライラが取り除き、ゆったりした状態に導いてくれます。神経過敏による緊張感や、倦怠感、不眠などの原因の、脳(神経)が疲れた状態(脳疲労状態)の回復に効果的です。
あなたは、最近ぐっすり眠れているでしょうか?
前日の疲れを引きずっていないでしょうか?
なんだか体が重い、やる気がでない、イライラするなど脳の疲れが回復されていない方は質の高い睡眠をとれるように、タッピングを受けてください。
この記事でわかること
1.倦怠感・不眠の症例
◯倦怠感と不眠に悩む40代会社管理職の男性Aさん
肩こりと背中の痛みに耐えられず来院されたAさん。
問診カウンセリングで
「長年寝つきが悪く、朝起きても疲れが取れた気がしない、倦怠感に見舞われる。不眠の原因は仕事によるストレスだとわかっていても仕事を辞められないし、どうしたものか悩んでいる」との訴え。
背中の異常なまでの筋緊張の原因は神経性の筋肉の異常緊張よるものと判断し、肩こりと背中の、施術に加え、経絡を刺激して神経バランスを整えるタッピングを提案しました。
頭、顔からデコルテまでセロトニン神経を活性化するツボ(経絡)を刺激していきます。
ツボを刺激するので、気持ちよく感じる部位と、とても痛く感じる部位があります。このとても痛く感じる部位は、神経の流れが悪くなっている場合が多いのです。
Aさんには、肩こりと背中の、施術に加えて、1週間に1回タッピングを受けることをおすすめしました。
初めはとても痛かった場所が、回数を重ねるごとに、「痛いんだけど気持ちいい痛み」に変化し、リラックスして受けられるようになります。
後日、不眠に関してお尋ねすると、「タッピングしてもらったその日は布団に入るとすぐに寝てしまいました。」と笑顔で話してくれました。
◯自立神経が正常に機能していない状態を「脳疲労」
身体に生じる、痛みや症状は筋肉や関節など運動器の損傷損傷を治すだけではなく、神経バランスを整えることによって、回復が早まると感じています。
今回のAさんだけではなく、「痛み」というトレスによって神経の興奮状態が続くことによって倦怠感や不眠となり、背部の筋緊張につながっていくケースが多く見られます。
継続して神経がストレスを受けると、その神経の働きは弱まってしまいます。
その結果、やる気が出ない、疲れが取れないなど神経の機能低下や、イライラする、休んだ気がしないなど神経が過敏に機能してしまう状態になってしまいます。
私たちは、このように自立神経が正常に機能していない状態を「脳疲労」と呼んでいます。
2.タッピングがなぜ不眠の効果的なのか。
タッピングは
- 経絡刺激によって副交感神経優位に促して
- 不眠やイライラなど神経系の症状をおさえ、
- さわやかな覚醒感を感じで頭がすっきりとします。
タッピングは経絡を刺激することで脳内のセロトニンの分泌量を調整し、活動していない神経を働かせ、過敏になった神経の興奮を落ち着かせる効果、つまり脳疲労を改善させるので、多くの方から、「気持ち良く寝ることが出来た」と、眠りに関しての嬉しい声をいただくことが多い施術です。
また、整復や筋肉調整、マッサージなどの施術とあわせて、受けることで施術の効果も継続します。
3.不眠を引き起こす、自律神経が正常に機能していない「脳疲労」
「脳疲労」とは、脳を使いすぎることによって、脳に活性酸素が蓄積され、脳が疲れて正常に機能していない状態です。
脳を整え、脳疲労を回復させることによって、睡眠の改善だけでなく、身体のあらゆる部分のの痛みの症状の改善が見られる可能性があります。
じつは、脳の栄養は糖質だけです。脳を活発に使うことで、脳の中のブドウ糖がどんどん消費され、糖分を補給するために、脳がエネルギー補給の信号を出すのが、疲労感です。
勉強していたり、文章を書く、書類を完成させる作業など集中して何かに取り組んでいると、突然、疲労感や倦怠感など、脳の働きが鈍るような感覚の正体は、お腹が減って何か食べたくなるのと同じで、脳の栄養が足りなくなったサインです。
チョコやキャラメルなど甘いものは、素早くエネルギーに変換ができる性質を持っており、手早くエネルギー補給できるので、人間は疲労時に甘いものを欲するようにできています。
自律神経が正常に機能していない「脳疲労」状態の患者様は、糖質を好む傾向が見られ、糖質の過剰摂取が「脳疲労」を引き起こし、自律神経を乱す原因のひとつとなっています。
夕方になると眠くなったり、倦怠感、イライラするなどの症状は「低血糖」の可能性があります。低血糖になると血糖値が下がりすぎないようホルモンが分泌されます。これらのホルモンは自律神経のうちの交感神経を刺激し、頭痛や動悸などの身体症状とイライラ、不安などの精神症状を引き起こします。
また、就寝中に目が覚めやすかったり、朝の目覚めが悪いなどの症状も低血糖が起きているかもしれません。
4.姿勢を改善することも「脳疲労」回復の鍵。
PCやスマートフォンを使うと、背中が曲がって猫背になりやすくなります。
背中が曲がっていると、横隔膜を使うことができないので、自然と呼吸が浅くなり、脳へ十分な酸素を送ることができません。
良い姿勢は横隔膜の動きが出せ、より多くの空気を肺に取り込む事が出来ます。息を吸うときには交感神経が、息を吐くときには副交感神経が優位になっているので、ゆっくり息を吐く深い呼吸は、リラックスした状態を生みやすいのです。
リラックスできると、幸せな気分をもたらす神経物質であるセロトニンの分泌量が増加します。セロトニンは、気分や感情の高ぶりを抑え、衝動的な行動を抑制する効果があるので、ストレスやイライラが取り除き、ゆったりした状態に導いてくれます。
良い姿勢やタッピングの施術で、脳疲労状態を回復するして、不眠を解消して、目覚めすっきりを目指しましょう。